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CEILING.MATH関数
概要
CEILING.MATH関数は、数値を指定された有意性の倍数となる最も近い整数に切り上げます。正の数値は上方へ、負の数値はデフォルトで0方向へ切り上げることが可能です。モード引数で負の数値の切り上げ方向を制御できます。
構文
CEILING.MATH(数値, [有意性], [モード])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 数値 | Number |
はい | 切り上げ対象の数値。-2.229E-308 ~ 9.99E+307 の範囲で指定。 |
| 有意性 | Number |
いいえ | 丸め単位となる数値。正の数値では+1、負の数値では-1がデフォルト。 |
| モード | Number |
いいえ | 負数値の丸め制御。0=0方向(デフォルト)、1=0反方向。 |
CEILING.MATH関数の使用
CEILING.MATHは金融計算や在庫管理などで特定の単位(千円単位、ケース単位など)に金額や数量を切り上げたい場合に最適です。従来のCEILING関数より負数値の制御が細かく、現代的なデータ処理に適しています。
CEILING.MATHの一般的な例
基本的な切り上げ
=CEILING.MATH(24.3,5)
24.3を5の倍数の最も近い整数25に切り上げ。
負数値のデフォルト丸め
=CEILING.MATH(-8.1,2)
-8.1を2の倍数の最も近い整数-8(0方向)に切り上げ。
モード指定による反方向丸め
=CEILING.MATH(-5.5,2,-1)
-5.5をモード-1指定で2の倍数の-6(0反方向)に切り上げ。
単純な整数切り上げ
=CEILING.MATH(6.7)
6.7を最も近い整数7に切り上げ(有意性省略)。
よくある質問
CEILING.MATHは負数値のデフォルト挙動が異なり、モード引数で制御可能。Excel 2013以降専用です。
負数値に対して負の有意性(例:-2)が適用され、より細かい制御が可能になります。
いいえ、正数値の丸めには影響せず負数値のみ制御します。
一般的なエラーと解決策
#NUM! エラー
Cause: 数値が有効範囲外、または不適切な有意性値
Solution: 数値範囲と有意性の符号を確認してください。
#VALUE! エラー
Cause: 引数に数値以外が指定された
Solution: すべての引数を数値で指定してください。
注記
- 正数値:常に上方(大きい方)へ切り上げ
- 負数値:デフォルト0方向(例:-6.7→-6)
- モード1/-1で負数値の0反方向切り上げ可能
- 整数入力時は変化なし
- Excel 2013/2016/2019/365で利用可能
互換性
利用可能: Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2010以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2013+