クイックナビゲーション
DPRODUCT関数
概要
DPRODUCT関数は、指定した条件を満たすデータベースのレコードから特定のフィールドの値を抽出し、それらの値の積を計算します。データベース関数の中でも特に乗算計算に特化した便利な関数です。
構文
DPRODUCT(データベース, フィールド, 検索条件)
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| データベース | 範囲 |
はい | データベース領域全体。先頭行にフィールド名を含む。 |
| フィールド | 文字列/数値 |
はい | 積を計算する対象列の指定。列番号または列名。 |
| 検索条件 | 範囲 |
はい | 抽出条件を設定する範囲。ヘッダーと条件行を含む。 |
DPRODUCT関数の使用
DPRODUCT関数は、売上データや生産データなどから特定条件を満たすレコードの数値フィールドの積を求める際に使用します。例えば、特定の商品カテゴリで特定の期間の数量×単価の総積を計算するような場面で活躍します。
DPRODUCTの一般的な例
基本的な使用例
=DPRODUCT(A5:E11,"収穫高",A1:F3)
樹高が10〜16のりんごの収穫高の積を計算。結果:¥800。
列番号指定例
=DPRODUCT(A5:E11,4,A1:B3)
4列目の利益額を、木の種類がりんごの条件で積算。
名前付き範囲使用例
=DPRODUCT(果樹データ,"利益",年収条件)
名前付き範囲を使用して条件を指定。管理が容易。
よくある質問
検索条件範囲はデータベースと重ならないように設定してください。重なると予期しない結果になる可能性があります。
列番号はデータベースの先頭列を1として数えます。列名指定の方が可読性が高いです。
検索条件範囲に複数の列見出しと条件を並べて指定できます。すべての条件を満たすレコードのみ抽出されます。
一般的なエラーと解決策
#VALUE! エラー
Cause: データベースの先頭行に列見出しがない、または数値以外のデータが混在
Solution: データベース形式を確認し、先頭行に適切なヘッダーを設定、数値フィールドのみを対象に
#NUM! エラー
Cause: 指定したフィールドに数値以外のデータが含まれている
Solution: フィールド引数で数値データのみを含む列を指定
予期しない結果
Cause: 検索条件範囲に余分なデータ行がある
Solution: 検索条件範囲に列見出しと条件行のみを含める
注記
- データベースの先頭行には必ず列見出しを入力
- 検索条件範囲には少なくとも1つの列見出しとその下の条件が必要です
- リストの最終行直下には検索条件を配置しない
- 大文字小文字は区別されません
- 空白セルは0として扱われます
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可:
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+