DCOUNT関数

Excel 2007+

概要

DCOUNT関数は、データベースの指定フィールドで条件に一致する数値データのみを含むレコードの個数をカウントします。データベース関数の中でも特に数値データの集計に特化した便利な機能です。

構文

DCOUNT(データベース, フィールド, 検索条件)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
データベース 範囲 はい 列見出しを含むデータベース全体の範囲(先頭行にフィールド名が必要)
フィールド 文字列/数値 はい カウント対象の列名(引用符付き)または列番号(引用符なし)
検索条件 範囲 はい 列見出しと条件を含む検索条件範囲

DCOUNT関数の使用

DCOUNTはデータベース形式のテーブルから特定条件に合致する数値データのレコード数を効率的に集計します。販売データ、在庫管理、成績表などでの数値集計に最適です。

DCOUNTの一般的な例

基本的な果樹データ集計

=DCOUNT(A4:E10,"樹齢",A1:F2)

樹齢が10〜16のりんごの木のうち、樹齢フィールドに数値が入っているレコード数をカウント(結果:1)

売上条件別集計

=DCOUNT(A1:F100,"売上",G1:G3)

売上額が100万円以上の東京支店の売上レコード数をカウント

列番号指定例

=DCOUNT(A4:E10,3,A1:B2)

3列目(樹齢列)を列番号で指定してカウント

よくある質問

いいえ、DCOUNTではフィールド指定が必須です。すべてのレコードをカウントしたい場合はDCOUNTA関数を使用してください。

いいえ、数値が入力されているセルのみカウントされます。空白セルやテキストは除外されます。

はい、OR条件として複数行の条件を指定できます。AND条件は同一列の複数条件で実現します。

一般的なエラーと解決策

#VALUE! エラー

Cause: フィールド名がデータベースの列見出しと一致しない、または無効な列番号

Solution: 列見出しの綴りを確認し、完全一致させてください。列番号は1から始まります。

予期しないカウント結果

Cause: 検索条件範囲がデータベースと重複している

Solution: 検索条件範囲をデータベースと重ならない位置に配置してください。

#REF! エラー

Cause: データベース範囲または検索条件範囲が無効

Solution: 範囲参照を確認し、正しいセル範囲を指定してください。

注記

  • データベースの先頭行には必ず列見出しを入力
  • 検索条件範囲には少なくとも1つの列見出しと条件が必要です
  • ワイルドカード(*,?,~)が使用可能
  • 大文字小文字は区別されません
  • リストの直下行に条件を書かないでください

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Excel 2024, Microsoft 365, Excel for the web

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 11, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+