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CUBEMEMBER関数
概要
CUBEMEMBER関数は、指定された接続からキューブ内のメンバーまたは組を取得します。OLAPキューブデータの分析やピボットテーブル以外のデータ取得に最適です。
構文
CUBEMEMBER(接続, メンバー式, [キャプション])
パラメータ
| パラメータ | タイプ | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 接続 | 文字列 |
はい | キューブサーバーへの接続名。Excelの外部データ接続で設定した名前を指定。 |
| メンバー式 | 文字列 |
はい | MDX構文でメンバーを特定。例: [時間].[年].[2023] |
| キャプション | 文字列 |
いいえ | 表示用のカスタムラベル。組の場合は最後のメンバーのキャプションが優先。 |
CUBEMEMBER関数の使用
CUBEMEMBERはOLAPキューブから特定のメンバー情報を取得し、CUBEVALUEなどの関数と組み合わせて柔軟なデータ分析を実現します。ピボットテーブルを使わずに動的なレポートを作成可能。
CUBEMEMBERの一般的な例
基本的なメンバー取得
=CUBEMEMBER("売上","[時間].[年].[2023]")
2023年の時間次元メンバーを取得し、セルに表示。
カスタムキャプション指定
=CUBEMEMBER("売上", "[製品].[食品].[飲料]", "人気飲料")
飲料カテゴリのメンバーを「人気飲料」というキャプションで表示。
セル参照使用
=CUBEMEMBER($A$1, D$12)
A1セルの接続名とD12セルのMDX式を使用してメンバーを取得。
組(タプル)指定
=CUBEMEMBER("売上", "([製品].[食品], [時間].[2023])")
製品と時間の交差を表す組を取得。
よくある質問
キューブからデータを取得中の正常な動作です。データ量が多い場合、数秒かかることがあります。
はい。CUBEMEMBERの表示値ではなく、元のMDX式を直接使用してください。セル参照ではなく式を渡すのが推奨です。
セルに入力(最大32,767文字)し、セル参照を使用してください。
一般的なエラーと解決策
#NAME? エラー
Cause: 接続名が無効、またはOLAPサーバーに接続できない
Solution: データ→外部データの接続→接続の管理で接続を確認
#N/A エラー
Cause: MDX式のメンバーがキューブに存在しない、または書式エラー
Solution: MDX構文とキューブ構造を確認。ピボットテーブルでメンバー存在を検証
#VALUE! エラー
Cause: 組に無効な要素、または文字列長255文字超え
Solution: 各メンバーの有効性を個別にテストし、長い式はセル参照使用
注記
- 評価中は一時的に「#GETTING_DATA...」が表示されます。
- CUBE関数間ではMDX式を直接渡すのが最適です。
- ピボットテーブルのセッションオブジェクトは共有接続で使用不可です。
- 同一階層の複数メンバーで共通部分がない組はエラーになります。
互換性
利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365
利用不可: Excel 2003以前
コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+