IMSUB関数

Excel 2007+

概要

IMSUB関数は、文字列形式("x+yi" または "x+yj")で指定された2つの複素数の差を計算して返します。工学・科学分野で使用される複素数演算をExcelで簡単に実行できます。

構文

IMSUB(複素数1,複素数2)

パラメータ

パラメータ タイプ 必須 説明
複素数1 文字列 はい 被減数となる複素数。COMPLEX関数で作成可能。
複素数2 文字列 はい 減数となる複素数。COMPLEX関数で作成可能。

IMSUB関数の使用

IMSUB関数は電気工学、信号処理、物理学などで使用される複素数演算に欠かせません。通常の減算演算子(-)では処理できない複素数の減算を、文字列形式で簡単に実行できます。COMPLEX関数と組み合わせることで、実数・虚数部を個別に指定した精密な計算が可能です。

IMSUBの一般的な例

基本的な複素数減算

=IMSUB("13+4i","5+3i")

13+4iから5+3iを引くと8+iが返されます。

COMPLEX関数との併用

=IMSUB(COMPLEX(13,4),COMPLEX(5,3))

COMPLEX関数で作成した複素数を減算。より精密な制御が可能。

実数部のみの計算

=IMSUB("10+0i","3+0i")

実数10から3を引いた結果7が返されます。

よくある質問

"x+yi"または"x+yj"形式の文字列、またはCOMPLEX関数で作成した複素数を使用します。

IMSUBは複素数専用。通常の数値減算には通常の減算演算子(-)を使用してください。

はい。IMSUBの結果から実数部IMREAL、虚数部IMAGINEで抽出可能です。

一般的なエラーと解決策

#NUM! エラー

Cause: 複素数の形式が正しくない

Solution: "x+yi"形式を確認し、iまたはjが含まれているかチェック

#VALUE! エラー

Cause: 引数が複素数形式でない

Solution: COMPLEX関数を使用して正しい複素数を作成

引数が不足

Cause: 2つの引数を指定していない

Solution: IMSUB(複素数1,複素数2)の2引数を必ず指定

注記

  • Excel 2007以降で使用可能
  • COMPLEX,IMREAL,IMAGINE,IMABSなどと併用推奨
  • j形式(工学表記)も使用可能
  • 大文字小文字は区別されません

互換性

利用可能: Excel 2007, Excel 2010, Excel 2013, Excel 2016, Excel 2019, Excel 2021, Microsoft 365

利用不可: Excel 2003以前

コンテンツ最終レビュー: December 9, 2025
更新頻度: 必要に応じて
テスト済みExcelバージョン: Excel 2007+